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ニッサン MID-4
1987年1月に発売された「ニッサン MID-4」(No.71)のトミカ(日本製/No.71-4)です。
「ニッサン(日産) MID-4(ミッドフォー)」は、日産が開発・製造したプロトタイプスポーツカー(高速実験車)で、1985年9月に開催された「フランクフルトモーターショー」にて初公開され、同年10月に開催(10/31~11/11)された「第26回東京モーターショー」においても展示されたそうです。
リトラクタブル・ヘッドライト(格納式前照灯)が採用され、従来のVGエンジンをDOHC化した新開発エンジンの3,000cc VG30DE型V型6気筒DOHCエンジン(最高出力
230馬力/PS)をミッドシップに横置きに搭載し、4WD(四輪駆動)と4WS(四輪操舵)を備えているそうです。
2年後の1987年10月に開催(10/29~11/9)された「第27回東京モーターショー」では、改良型の「MID4-Ⅱ」が発表され、インタークーラーツインターボを備えた最高出力330馬力(PS)の3.0L
V6「VG30DETT型」エンジンが縦置きに搭載されていて、市販化への期待が高まったそうですが、最終的に市販化は実現されなかったそうです。
市販化は実現されなかったものの、この「MID-4」および「MID4-Ⅱ」で培われたV型6気筒DOHCエンジンや4WDと4WSの組み合わせ(後のアテーサE-TSとスーパーHICAS)などの技術は、その後に発売された「スカイライン
R32型 GT-R」や「フェアレディZ Z32型」などに受け継がれているそうです。
NISSAN MID-4
NO.71
S=1/57
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥320円
エンジンフード開閉/サスペンション/
スーパースピード
発売期間 1987年1月~1992年5月
2019.05.15現在
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