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秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録

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ニッサン セドリック ロードサービスカー
(日本製)
1992年(平成4年)6月に発売された「ニッサン セドリック ロードサービスカー」(No.107)のトミカ(日本製/No.107-3)です。
1987年(昭和62年)6月から1991年(平成3年)まで販売された7代目「セドリック」(Y31型系・ハードトップ)がベースの、JAF(社団法人
日本自動車連盟/当時)のロードサービスカーがモデルになっています。
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フロントビュー |
ナンバープレート部分には「3153」と刻印されています。
ボンネット上面には、白い字で大きく「JAF」と書かれています。
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(パッケージ表記)
ニッサン セドリック ロードサービスカー
ROAD SERVICE CAR
SCALE 1/62
トミカ 日本製 107 TOMY
スーパースピード/サスペンション/
ドアー開閉
(車体底面)
NISSAN CEDRIC 4 DOOR H.T
TOMICA ©TOMY
NO.13 S=1/62
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥360円(税3%別)
発売期間 1992年6月~2000年4月
(中国製有り/円筒型警光灯)
2025.06.04現在
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この「ニッサン セドリック ロードサービスカー」(No.107-3)のトミカは、発売当初は日本製でしたが、後期のモデルは中国製(2Fホイール・円筒形警光灯)となっています。
パッケージ側面には、以下のとおり「ニッサン セドリック ロードサービスカー」についての簡単な説明文が記載されています。
「ドライブの途中でクルマが故障したら…、電話一本ですぐに駆けつけてくれて、修理してくれる、JAFのロードサービス隊のクルマです。」
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)は、1963年(昭和38年)2月に「社団法人 日本自動車連盟」として創立されたのが始まりで、同年4月1日から正式にロードサービス、道路情報提供、法律・保険相談、「JAFニュース」(現在の「JAF
Mate」)やロードマップの出版などの業務を開始し、2011年(平成23年)4月に一般社団法人へ移行して、現在は、国際自動車連盟(FIA)およびアメリカ自動車協会(AAA)の傘下として、ロードサービス、レッカーなどの自動車の安全確保やオーナードライバーの権益保護、四輪モータースポーツの総括などの活動を行っています。
JAFによる事故や故障のための自動車けん引、キー閉じ込み、バッテリー上がり、落輪、落ち込み、スリップ、パンク、燃料切れなどに対応するロードサービス(故障救援)は、年間約300万件の出動実績があるそうで、現代のクルマ社会では、JAFさんによる救援活動などの活躍は、とても頼もしくありがたい存在となっています。
このトミカのベースとなっている実車の7代目「セドリック」は、駆動方式がFR(フロントエンジン・後輪駆動)となっていて、従来からの「ブロアム」に加えて、スポーツ性を向上させた「グランツーリスモ」(GranTurismo)が新たに設定されたそうです。
日産の「セドリック」(CEDRIC)は、1960年(昭和35年)から2004年(平成16年)まで製造・販売されていた高級乗用車で、長年に亘って日産の高級車の代名詞であり人気車種ともなっていました。(Y31型セダンのセドリック営業車は2014年まで生産・販売)
「日産 セドリック」は、3代目から姉妹車となった「日産 グロリア」とともに、同クラスの「トヨタ クラウン」とは長年の競合車種でもあり、自家用車のほか、タクシー、ハイヤー、パトカー、教習車としても多く採用されたそうです。
なお、車名の「セドリック」は、フランシス・ホジソン・バーネットの児童向け小説「小公子」(1886年)に登場する主人公の少年の名前である「セドリック・エロル」に由来するそうです。 |
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上部ビュー |
屋根上の警光灯は、日本製のパトカーのトミカなどによく見られる角型の四角柱タイプとなっています。
また、車体色は、JAFのロードサービスカーの特徴となっている青色と白色のツートーンカラーとなっていて、2色の色合いが鮮やかで、とても目を引くカラーリングとなっています。 |
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左右サイドビュー |
写真のトミカは、ホイールの扇形の穴が4つあるタイプの「2Fホイール」となっています。
車体側面の前部に貼られた白い字で「JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION」と書かれたシールと、後部に貼られた「社団法人 日本自動車連盟」と書かれたシールは、発売時にパッケージに同梱されていて、自分で車体に貼るシールとなっています。
また、車体側面のフロントドア部分には、大きな「JAFマーク」が描かれています。
「JAFマーク」は、「JAF」(日本自動車連盟)が1963年(昭和38年)に創立した時から使用されているそうで、創立当時にJAFの理事を務めていた、日本美術家連盟理事長の益田義信氏がデザインを手がけられ、文字の形は、19世紀に使用されていたフランスの「アモーレット」という書体が組み合わせられているそうです。
そのほか、このトミカは、サスペンションと左右ドア開閉の機能(アクション)が備えられています。
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左右のドアを開けた状態 |
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トミカ内部(車内インテリア)の様子 |
ハンドル(ステアリング)、フロアシフト、座席シートなどが赤いプラパーツで再現されています。
なお、写真には写っていませんが、左側のドアパーツの内側には「13-1」と、右側のドアパーツの内側には「13-2」と刻印されています。
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リアビュー |
リア側のナンバープレート部分には、フロント同様に「3153」と刻印されています。
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車体底面 |
車体底面(裏板)には、「NISSAN CEDRIC 4 DOOR H.T」、「TOMICA ©TOMY NO.13 S=1/62」、「MADE
IN JAPAN」などと刻印されています。
このことから、この「ニッサン セドリック ロードサービスカー」(No.107-3)のトミカは、7代目「セドリック」(Y31型系・ハードトップ)がモデルで、1988年(昭和63年)4月に発売された「ニッサン セドリック」(No.13-6)のトミカがベースとなっていることがうかがえます。 |
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