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秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録

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日本航空 コンテナー
1975年(昭和50年)4月に発売された「日本航空 コンテナー」(No.100)のトミカ(日本製/No.100-1)です。
空港にて、旅客の手荷物や貨物などをコンテナに入れて、コンテナけん引車(トーイングトラクター)に連結して、飛行機と空港ターミナルの間を運ぶための、日本航空(JAL)のコンテナドーリーがモデルになっています。
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フロントビュー |
写真のトミカのコンテナ部分は白色基調となっていますが、発売から約50年が経過していることもあり、色褪せや退色などが見られ、少々黄ばんで見えます。
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(パッケージ表記)
日本航空 コンテナー
JAL CONTAINER
tomica 100 Japan
S=1/47 トミー TOMY 国産
扉開閉/スーパースピード
CONTAINER LID OPENS UP/
SUPER SPEED
(車体底面)
CONTAINER
tomica NO.100 S=1/47
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥220円
発売期間 1975年4月~1988年6月
※1978年8月まで、あるいは
1980年まで販売の説も有り
2025.04.25現在
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コンテナドーリーは、飛行機に搭載する乗客の手荷物や貨物が入ったコンテナを運搬するための、車輪が付いた台車で、空港内では、コンテナけん引車(トーイングトラクター)に連ねて連結されて、空港ターミナルと飛行機の間を行き来するなど、空港中を走りまわって活躍しています。
このトミカは、当時の日本航空(JAL)が導入していたと思われるコンテナとドーリー(台車)がモデルになっていると思われます。
コンテナの開閉扉部分に貼られた日本航空(JAL)の赤い「鶴丸」マークの円形のシールは、予めトミカ購入時に本体に貼られているようですが、そのほかのコンテナに貼られた「1904」、「JAPAN
AIR LINES」と書かれたシールは、パッケージに同梱されていて自分でトミカに貼るシールとなっています。
そして、この「日本航空 コンテナー」(No.100-1)のトミカについて特筆すべきことは、同じ商品番号「No.100」で、商品名とトミカのカラーリング、付属シールが異なる「全日空
コンテナー ドーリー」(No.100)のトミカが発売されていることです。
「全日空 コンテナー ドーリー」(No.100)のトミカは、コンテナの色が水色基調で、「全日空」と書かれ同社のロゴマークが描かれたシールがトミカ本体の開閉扉部分に貼られ、「全日空」や「1033」と書かれた自分で貼るシールや、「全日空」のロゴマークが描かれた自分で貼るシールが付属しているのが特徴です。 |
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上部ビュー |
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左右サイドビュー |
このトミカは、サスペンションの機能(アクション)は備えられていません。
ドーリー(台車)の前部(上の写真左側)には、1975年(昭和50年)4月に同時に発売された別売りの「日本航空 コンテナー ケン引車」(No.96-1)のトミカにつなげたり、同じ「日本航空
コンテナー」(No.100-1)のトミカにつなげることができる連結部が備えられています。
また、ドーリー(台車)の後部(上の写真右側)には、同じ「日本航空 コンテナー」(No.100-1)のトミカをつなげて遊ぶことができる連結部が備えられています。
写真のトミカのホイールは、発売初期の「10Cホイール」のバリエーションとなっています。
このトミカは、同じ日本製の通常品でも、後期に発売された「10Dホイール」のバリエーションも存在するようです。
「10Dホイール」は一見すると「1Hホイール」に似た扇形の穴が5個あるタイプで、1976年(昭和51年)秋頃から登場しているそうです。
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リアビュー |
ドーリー(台車)の後端部には、同じ「日本航空 コンテナー」(No.100-1)のトミカを続けてつなげて遊ぶことができる連結部が備えられています。
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コンテナの開閉扉を開けた状態 |
このトミカは、コンテナの扉部分を跳ね上げ式で開閉できるようになっています。
コンテナの扉部分内側には「100 4」と、コンテナ内部の天井面には「100-1」、「100 4」と、コンテナ内部の床面には「100-2」、「MADE
IN JAPAN」と刻印されています。
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コンテナをドーリー(台車)から外した状態 |
このトミカは、コンテナ部分をドーリー(台車)から外すことができる、脱着可能な仕様になっています。
コンテナ本体の底部はネジ留めになっていることがわかります。
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別売りのトミカ「日本航空 コンテナー ケン引車」(No.96-1)とつなげた状態 |
このトミカの最大の特徴は、1975年(昭和50年)4月に同時に発売された別売りの「日本航空 コンテナー ケン引車」(No.96-1)のトミカと、連結部でつなげて遊ぶことができることです。
今回の写真では、コンテナー(コンテナドーリー)を1台しかつなげていませんが、続けてコンテナーのトミカを2台、3台とつなげていくことが可能です。
今となっては、約50年前となる1975年(昭和50年)4月に同時に発売されたコンテナーケン引車のトミカとコンテナーのトミカを2台、3台とつなげて遊ぶことは非常に贅沢なこととなっていますが、おそらくは、発売当時の子どもたちにとっても、そのようにして遊ぶことができたのは、一部の裕福な家庭の恵まれた子達に限られていたのではないかとも思います。
これらのトミカの発売時価格は¥220円で、消費者物価指数を参考に現在の貨幣価値に換算してみると、約2倍程度の約¥450円ほどで、この値段は現在でも決して安い価格ではないと思うからです。
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車体底面 |
車体底面(裏板)には、「CONTAINER」、「tomica NO.100 S=1/47」、「MADE IN JAPAN」などと刻印されています。 |
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